高張提灯
高張型提灯の新調に関する FAQ |
1.提灯のサイズは、どこを計れば良いですか? |
高張型の場合、サイズ表記は直径となります。 直径に対して、長さが決まってまいります。 |
2.見積依頼はどのようにすれば良いですか? |
描かれている文字や図柄が、正確にわかるように、それぞれ正面から撮影いただき、 寸法(直径と長さ)、撮影いただいた画像を添付して、メールや郵送などでご送付ください。 |
3.製作期間はどれくらいかかりますか? |
数量や仕様によって変わりますが、通常の製作目安は約30日でございます。 6月以降は夏祭りや秋祭りに向けて、ご注文が増えますで、製作期間が長くなることがございますので、前もってのご注文御をお勧めいたします。 特に早い納期をご希望されます場合は、ご希望納期をご指示くださいませ。 ご希望納期の対応が可能か確認させていただきます。 |
4.よく出るサイズは、どれですか? |
一般によく出るサイズは、1尺4寸(直径約40㎝、高さ約80㎝)でございます。 1尺4寸を基準に、一回り大きい1尺5寸、一回り小さい1尺3寸もございます。 |
5.油引き仕様はした方が良いですか? |
油引き仕様は、完成した和紙張り提灯全体に、油を引く仕様となります。 【メリット】多少の雨などをはじく効果がございます。 【変化】油を引くことで、全体の色が薄い茶色になります。 【色彩】多色の図柄を描く場合は、油引きしない方が、色合いが引き立ちます。 |
6.高張提灯の収納・保管はどうしたら良いですか? |
提灯の破損の原因の大半は、伸ばした提灯を無理やり畳んだり、畳んでいる提灯を強く引っ張ったりしたときの起こります。 提灯の和紙部分に過度な負荷をかけないようにすることが大切です。 ・畳む際には、ゆっくりと畳んで、小さくしすぎない。 ・広げる際には、ゆっくりと伸ばすことが大切です。 特に「油引き仕様」で油分が残っている場合、和紙部分が接着することがあります。 その際には、無理に引っ張らずに、ゆっくりと広げてください。 保管に関しては、 ・和紙に強い負荷がかからないように、小さく畳みすぎないこと。 ・防虫対策のために無臭の防虫剤などを入れていただくこと。 ・場所があれば、全体のビニールをかけて吊るしていただいても良いかと存じます。 |
提灯の修理に関する FAQ |
1.提灯の張替えはできますか? |
高張型提灯、丸提灯、 弓張提灯の張替えは、基本的に承っておりません。 その理由として、張替えで再利用できる可能性のあるものは、上下の枠のみとなります。 また、上下の枠も職人や工房によってサイズが異なるため、お預かりしても再利用できないことが多々ございます。 サイズが合う場合でも、手間や経費を鑑みますと価格はほとんど変わりません。 よりまして、高張型提灯、丸提灯、弓張提灯は新調をお勧めいたします。 しかしながら、費用がかかっても「その御品に特別な思い入れがあり、何とか修復して使用したい」、「歴史的価値であったり、由緒のあるものであり、何としても修理したい」というお考えの場合は、別途対応させていただきます。 |
小田原型提灯は、張り替えが可能でございます。 提灯の詳細寸法( 全体の長さ、上下枠の直径、 胴の直径)と仕様(文字や図柄)をメール等ご連絡くださいましたら、御見積させていただきます。 メールには、文字や図柄の詳細が分かるように複数添付くださいませ。 |
2.提灯の骨が折れた場合の修理はできますか? |
恐れ入りますが、提灯の骨が折れた場合は、修理ができません。 高張型提灯、丸提灯、 弓張提灯の場合は、新調製作となります。 小田原型の場合は、張り替えが可能となります。 |
3.上下枠の塗り替えはできますか? |
小田原型の場合のみ、張り替えの際に、別途で塗り替えさせていただくことができます。 |