御品にかける思い
弊社は、創業120年 神具、祭具、和雅楽器、和の設えの専門店でございます。
美しく、気高く、清清しい御品をお取り扱いさせていただきたいと考えております。
私どもがお取り扱いさせていただいております御品は、神や御霊への信仰に加え、日本人が古より脈々と受け継いでいる伝承文化やしきたり、和の調度にも深く関わっております。
日々数々の御品を承りお届けするにあたり 3つの思いを込めて ご用意をしております。
正しい伝承のつなぎ手になること
伝承が正しく後世に伝えられるためには、人、コト、御品のどれひとつ欠けても十分ではありません。
また 受け継いだものを変えずに伝えることは、安易なように見えて実は強い思いが備わらないとうまくいかないと思います。
私どもの役目は、御品を丁寧に伝えることであると考えております。
美しき御品へのこだわり
そのためには、丹精込めて御品をおつくりすることはもちろんではございますが、『かたち』、『素材』、『佇まい』などが醸し出す『美しさ』を再認識し、御品とともにお伝えるすることも大切であると考えます。
お品に美しさを感じ取ることができるようになれば、丁寧に、正確に伝わっていくように思います。
手造りの御品へのこだわり
神祭具、和の設えの御品はそのほとんどが手造りでございます。
天然素材を使い、職人の手によってつくり出される御品には、時には微妙な差異が生じることがございます。
工業製品の違わぬ仕様が一般化した今日では、手造りの御品に一種の戸惑いをお感じになられるかもしれません。
しかしながら、天然素材の持つ意図しない美しさ、それを生かす職人の手わざは、日本人が感性として受け継ぐ高度なアレンジメントであり、手造りの美しさ、奥深さをお感じいただきたく存じます。